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単利と複利で、同じ月利がどれだけ変わるか──12ヶ月・24ヶ月の計算表

公開 2026年10月3日執筆 ナビスタ編集部読了 約5分
この記事の要点
  • 同じ月利10%でも、24ヶ月後は単利なら3.4倍、複利なら約9.9倍と大きく開く
  • 複利の高い数字は「すべての利益を再投資し、同じ割合で勝ち続けた」という理論値。現実の運用では再現しにくい
  • EAの成績で「複利」の数字が使われているときは、単利の数字も併記されているかを確認する

EAの販売ページや成績表では、「年利○○%」「資金が○倍」といった派手な数字を見かけます。その数字が単利で計算されたものか複利で計算されたものかで、意味はまったく違います。ここでは同じ月利を単利・複利で並べて、その差を計算で確かめます。

単利と複利の違い

月利別・資金の推移(元本100万円)

月利期間単利の資金複利の資金複利÷単利
3%12ヶ月136万円142.6万円1.05倍
24ヶ月172万円203.3万円1.18倍
5%12ヶ月160万円179.6万円1.12倍
24ヶ月220万円322.5万円1.47倍
10%12ヶ月220万円313.8万円1.43倍
24ヶ月340万円985.0万円2.90倍

※上記の式による計算結果です。毎月同じ月利で増え続けたと仮定した理論値で、損失月・手数料・税金は考慮していません。

読み取れること① 月利が高く期間が長いほど、差は爆発的に開く

月利3%・12ヶ月なら単利と複利の差は5%程度です。ところが月利10%・24ヶ月になると、単利340万円に対して複利は985万円と、約2.9倍の開きになります。月利が高い数字ほど、複利計算で見栄えのする数字になりやすいわけです。

読み取れること② 複利の数字は「理論値」にとどまりやすい

複利の高い数字は、毎月、同じ割合で勝ち続け、利益に合わせてロットを増やし続けられるという前提の上に成り立っています。実際の運用では、次のような理由で再現しにくくなります。

成績表の数字を見るときのチェックポイント

  1. 単利か複利かが明記されているか「資金が○倍」「年利○%」と書かれていても、複利か単利かが分からない数字は比較できません。
  2. 単利(固定ロット)の成績が併記されているか固定ロットでの成績は、ロジックそのものの実力を測る手がかりになります。
  3. 複利の数字を過信しない複利の高倍率は理論値です。実際の運用成績と同じものとして扱わないようにしましょう。

まとめ

同じ月利でも、複利で計算すると期間が長いほど数字は大きく開きます。ただし、その数字は勝ち続け、ロットを増やし続けられた場合の理論値です。EAの成績を見るときは、単利か複利かを確認し、固定ロットでの成績もあわせて判断材料にしてください。

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※本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。FX・CFD取引には元本を失うリスクがあります。過去の成績は将来の成果を保証しません。投資判断はご自身の責任で行ってください。