【PR】この記事で取り上げる「織田慶の100万ドルチャレンジ」は、ナビスタの提携商品(広告)です。数字はすべて、成績公開サービスTrackRecordの公開ページ(2026年10月28日時点)に載っている値です。
- 1,000ドルから100万ドルを目指す公開チャレンジは、開始から約3週間で利益率+211.9%。一方で、10月19日は1日で−31.7%(−914ドル)だった
- −31.7%を取り戻すには+46.4%の上昇が必要。この記録では、翌日+18.6%・翌々日+35.9%で取り戻していた
- 1回ごとの損益は平均で+46ドル/−48ドルとほぼ同じ大きさ。大きな下げは「1回の大負け」ではなく、口座が小さいうちに攻める資金管理から来ている。コピーするなら、この振れ幅に耐えられる金額かを先に決める
成績のいい運用を見つけたとき、まず目に入るのは利益率です。けれども、実際に自分のお金で追いかけるときに効いてくるのは、「いちばん悪い日にどれだけ減るか」のほうです。
ちょうど、取引の履歴をすべて公開しているチャレンジがあります。プロトレーダーの織田慶さんが、1,000ドルの口座から100万ドルを目指す企画で、2026年10月5日に始まりました。この記録の中から、いちばん大きく減った日を取り上げて、高リスクな運用をどう見ればいいかを考えてみます。
公開されている成績(10月28日時点)
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 開始からの利益率 | +211.9% |
| 最大ドローダウン | 34.3% |
| 取引回数 | 295回(184勝111敗) |
| 勝率 | 62.4% |
| プロフィットファクター(PF) | 1.58 |
| 平均利益/平均損失(1回あたり) | +46.04ドル/−48.22ドル |
| 最大連敗 | 5回 |
| 平均保有時間 | 25分 |
※TrackRecordの公開ページの値です。10月14日に口座を切り替えており(資金は引き継ぎ)、通算は両方の口座をつないだ成績です。過去の成績は将来の成果を保証しません。
ゴールドを中心にした短い時間の売買で、手動のトレードにAIとEAを組み合わせた「半システムトレード」と説明されています。
1日で−31.7%だった10月19日
日ごとの記録では、18営業日のうち、マイナスで終わった日は3日でした(10月5日 −5.6%、10月15日 −0.8%、10月19日 −31.7%)。中でも10月19日は、1日で914ドル、その日の始めの残高の約3割が減っています。
−31.7%を取り戻すのに必要な上昇は、+31.7%ではありません。
| 1日の下げ | 元に戻すのに必要な上昇 |
|---|---|
| −10% | +11.1% |
| −20% | +25.0% |
| −31.7% | +46.4% |
| −50% | +100.0% |
この記録では、翌日が+18.6%、翌々日が+35.9%で、2日で元の水準を上回りました(0.683×1.186×1.359≒1.10)。結果だけ見ればすぐに取り戻していますが、ドローダウンと回復の計算のとおり、下げが深いほど、取り戻すのに必要な上昇は急に大きくなります。いつも同じように戻れるわけではありません。
1回ごとの負けは大きくない──下げの正体は資金管理
意外なのは、1回ごとの損益です。平均利益は+46.04ドル、平均損失は−48.22ドルで、勝ちと負けの大きさはほぼ同じ。最大連敗も5回です。1回の大きな負けで3割を失ったわけではありません。
チャレンジの説明には、「口座が小さいうちは、ケリーの公式を考えに入れて効率よく増やす。その分、口座の資金が大きく減ることもある」とはっきり書かれています。1回あたりのロットを大きめにしているので、ふつうの負けが何回か重なるだけで、1日の下げが大きくなる、という形です。
ケリーの公式は、勝率と、勝ちと負けの大きさの比から「資金の何割を賭けると、長い目で見ていちばん速く増えるか」を出す式です。公開されている数字(勝率62.4%、平均利益÷平均損失≒0.95)を、勝ち負けが2通りしかない単純な形に当てはめると、答えは約23%になります。
- ケリーの公式(単純化):勝率 −(1 − 勝率)÷(平均利益÷平均損失)= 0.624 − 0.376 ÷ 0.955 ≒ 0.23
「最も速く増える」割合は、裏を返すと「振れ幅がとても大きい」割合でもあります。実際の運用では、この半分くらいに抑える人が多いと言われます。このチャレンジは、あえて攻める側に立っている企画だと分かったうえで見るのが大切です。
コピーする前に決めておきたいこと
- 「1日−30%」を、自分の金額に直してみる10万円で同じ動きを追いかけると、−31.7%は1日で約3.2万円です。その日にやめずにいられるかを、先に考えておきます。
- 失っても生活が変わらない金額から始める口座が小さいうちに攻める資金管理は、口座が大きく減ったり、なくなったりすることも前提にしています。チャレンジの説明にも、そのことが書かれています。
- ページの数字より、記録を見る成績は毎日動きます。TrackRecordの公開ページで、利益率だけでなく、最大ドローダウンと負けた日の大きさを確かめてから決めます。
まとめ
開始から約3週間で+211.9%という数字の裏には、1日で−31.7%という日がありました。1回ごとの負けは小さくても、攻める資金管理の下では、1日の下げは大きくなります。
このチャレンジのいいところは、そうした負けた日まで含めて、取引がすべて公開されていることです。利益率だけでなく、「いちばん悪い日」と「どう戻ったか」を一緒に見ていくと、高リスクな運用とのつき合い方が見えてくると思います。
織田慶の100万ドルチャレンジの詳細(ナビスタ)/TrackRecordの公開ページ
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